暑かった夏にはたくさん水を飲んでいたのに、寒くなると飲水量が少なくなります。
飲水量が減り尿が濃くなると、おしっこに結晶が出来やすくなったりして膀胱炎や尿石症のリスクが上がります。
また、高齢猫では脱水により腎臓病のリスクも上がります。
ロイヤルカナンでは冬場の水分補給にミックスフィーディングを推奨しています。
ミックスフィーディングとはドライフードとウェットフードを併用して与える食事法です。
早速ロデムも試してみました。

ひょっこり。
15歳になったロデムは腎機能の低下から日頃から良く水を飲み、たくさんおしっこもします。
誰かが洗面台の前に立つと、ひょっこり現れて水道の蛇口から流水を飲みたがります。
チョロチョロと水を出してやり、時間をかけて水を飲んでいます。
普段の食事はドライフードがメインですが、ウェットフードも時々食べます。
とろみの付いた缶詰が好みですが味にうるさく、食べない缶詰もあります。
また、ドライフードとウェットフードを混ぜ合わせるとどちらも食べなくなってしまいます。
そこで、ドライとウェットは別皿に入れるようにしています。

今回試したウェットフードはロイヤルカナンの尿石症対応療法食「ユリナリーS/Oエイジング7+CLT」のパウチです。
とろみのついた角切りのお肉のような形状。
食いつきは良かったのですが、予想通り、とろみだけ舐めて固形部分はそのまま残りました。

水分補給の部分では目標達成かもしれませんが、あまりにももったいないので発売元の共立製薬の方に相談してアドバイスをいただきました。
パウチを袋の外から揉みしだき、固形フードをつぶしてとろみと絡めます。

全体が流動食のようになると、残さず食べてくれました。

レオどうぶつ病院