夜遅く、猫が車にはねられたと連絡が入りました。
当院では夜間の検査や治療には制限があるため救急診療センターを紹介しましたが、口に血は付いているが今のところ容体は安定しているので明朝見てほしいとの事でした。その後、排尿もして少量だが食事も食べたとの事でした。
翌朝、来院し話を伺うと来客のお見送りに猫も一緒に抱っこして外に出たら何かの拍子に暴れて道路に飛び出して車にぶつかったとの事でした。

左口唇は口角部の方まで擦り剝け、左下顎には痂皮が形成していましたが、大きな声で鳴くことはでき、顎の噛み合わせもずれてはいませんでした。

レントゲン検査でも明らかな骨の異常は認められず、傷の化膿止めと消炎鎮痛剤の処方で済みました。何とか、大ごとにならずに年末年始を過ごせそうです。

レオどうぶつ病院