昨夜より愛犬の肛門横が紫色に腫れて痛そうにしていました。
おしりを床にこすったりするうちに、はじけて血膿が排出しました。

来院時、肛門の左下に穴が開き、血膿がにじみ出ていました。

この子は会陰ヘルニアを治療中でしたので直腸検査を行い、この穴が直腸とつながっていないか確認しました。

直腸には全周にわたって憩室(空所)が認められ、宿便を摘出しましたが。
幸い、自壊した肛門嚢とはつながっていませんでした。

自壊創の洗浄処置を行い、抗生剤と消炎鎮痛剤による治療を行いました。

レオどうぶつ病院