一昨日、寺家ふるさと村を散歩したパピヨンの首にマダニが吸着しました。

今回はすぐに発見したために取り去ることが出来ましたが、
寄生後しばらくするとマダニの口先の部分がセメント様物質で接着して抜けにくくなります。
無理に引き抜こうとするとちぎれて口先が残ってしまったり、
マダニをつまむことでマダニが保有している病原菌をペットに注入してしまうかもしれません。

近年、マダニが保有するSFTSウイルスによる人の死亡例が多発しています。
西日本での発生が多いものの、関東以北のマダニからもウイルスは確認されていますので要注意です。

マダニを見つけてすぐに引き抜けない場合はご来院ください。
一匹見つけたら他にもいるかもしれません。
人が被害に遭わないためにも、速やかに駆虫剤を投与しましょう。

レオどうぶつ病院